インドア派によるインドア派のためのブログ。 インドア趣味全般(アニメ、ゲーム、読書etc)についてを 紹介・レビューしてます。
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マシアス・ギリの失脚マシアス・ギリの失脚:池澤夏樹
 南洋の島国ナビダード民主共和国。日本とのパイプを背景に大統領に上りつめ、政敵もないマシアス・ギリはすべてを掌中に収めたかにみえた。日本からの慰霊団47人を乗せたバスが忽然と消えるまでは…。善良な島民たちの間でとびかう噂、おしゃべりな亡霊、妖しい高級娼館、巫女の霊力。それらを超える大きな何かが大統領を呑み込む。豊かな物語空間を紡ぎだす傑作長編。谷崎潤一郎賞受賞作。
~感想~
 随分と分厚い本だったので買うのを戸惑いましたが、読んでみるとその分厚さが全く苦にならない。むしろ「もっとこの世界に浸っていたいっ」と思わされた。
 ストーリー設定はなんだかシリアスでドロドロとしてお暗いんですが、文体の詩的な美しさと、叙情的ファンタジー性も見え隠れするため、むしろ癒し系小説とすら言える程、読んでいて心地良い物語りになっている。
 舞台であるナビダード民主共和国、そのモデルの地はパラオ共和国だそうだが、ぜひとも行ってみたくなりました。

辛口評価(/10)
「波瀾万丈で、おかしくて、不思議で、悲しくて、わくわくする長い長い話」(著者による単行本の箱書き)
 
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