インドア派によるインドア派のためのブログ。 インドア趣味全般(アニメ、ゲーム、読書etc)についてを 紹介・レビューしてます。
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付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います
著者 : 御堂彰彦
◆内容◆
 この世界には『アンティーク』と呼ばれる物がある。年代物の骨董品や古美術品のことではない。幸運を呼ぶ石、未来の姿が映る鏡など、不思議な力が宿った器物を指す。世の中は広いもので、そんな怪しい物を扱う店があったりする。付喪堂骨董店~FAKE~。だが、名前の通り扱っているのはそれの偽物ばかり。無愛想な少女が不気味な品ばかり勧めるので閑古鳥が鳴いている胡散臭い店なのだ。でも、ごくまれに本物が舞い込んでくるから面白い。では、そんな変わった品を手にしてしまった人たちのことを、これからお話しよう。
◆感想◆
 不思議な力を持つアンティークのお話しですが、その不思議な力というのが初っ端から『偶然を無理矢理引き起こす力』を持つ物という、無茶なというか、そんなのあり!?なアンティーク。一章ごとに違うアンティークのお話しで、それゆえに短編集的な感じになっている。それが良い一面もあるが、個人的には一章一章があっさりし過ぎている気がして、若干の物足りなさが否めない。もう少しその後談とかがもう少し欲しい……。
 ストーリー的には全体的に良好。ヒロインは結構可愛く、その魅力が最大限に活かされている最終章が結果的に一番楽しめた。

辛口評価(/10)

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世界平和は一家団欒のあとに世界平和は一家団欒のあとに
著者 : 橋本和也
◆内容◆
 星弓家の兄弟姉妹は、みんな特殊なチカラをもつ。
彩美。 自称運び屋。 魔法を自在に操る。
七美。 無敵。 宇宙スケールで戦うバカ。
軋人。 生命の流れを思いのままにする。
軋奈。 生命を創り出す力を持っていた。
美智乃。 大食漢。 回復魔法の使い手。
刻人。 正義漢。 優しさと怪力を併せもつ。
 彼らは、なぜだかしらないが世界の危機をめぐる事件に巻き込まれ、否応なくそれを解決しなければならない星のもとに生まれていた。あるとき長男の軋人は、自らと世界と妹の、三つの危機に同時に直面することになるが…。世界平和を守る一家が織りなす、おかしくてあたたかい物語。

◆感想◆
 一家全員がとてつも無く強く、特に次女、七美は全宇宙に敵なしというキャラ設定、さらにどれ程大怪我をしても美智乃の回復魔法のおかげで、敵とのバトルは一切危なげ無く、緊張感もないのですが、それもまた新しい良い味がある。家族間の関係性や会話は非常に魅力的で読んでいてかなり楽しかったです。ストーリーもハラハラする山場があり、感動的なシーンもある。家族の秘密も小出しにされていて最初から最後まで飽きずに一気に読み進められる。
 全キャラ高レベルに良い味出してますが、特に次女の七美の破天荒な最強無敵キャラは(西尾維新の戯れ言シリーズのあの赤い人に通じるようにありがちなキャラではあるものの)相当魅力に溢れていました。
 シリーズ化するのか分かりませんが、続編が出たら間違いなく買おうと思うほど面白かったです。

辛口評価(/10)

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狼と香辛料狼と香辛料
著者 : 支倉凍砂
◆内容◆
 行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。
◆感想◆
 各地で大絶賛されている作品ですが、確かにストーリー構成がしっかりとしていて全体的にうまくまとまっていた。ホロのキャラクターも、老獪且つ可愛いらしさも併せ持つ今までに無い新しい魅力に溢れていて素晴らしい。なんといっても世界観が良い。行商人という主人公の職業もそれに合って魅力的に描かれている。ズガーン!と来るシーンや何かは無いものの、シリーズを読み進めていきたいとは感じさせる程雰囲気が良く、うまくまとまっていた。

辛口評価(/10)

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白い花の舞い散る時間白い花の舞い散る時間
著者 : 友桐夏
◆内容◆
 顔も名前も知らないチャット仲間のアイリス、シャドウ、ララ、ミスティー、そしてミズキ。彼女たちが知る情報は、同じ塾に通う高校生ということだけ。そんな彼女たちがアイリスの呼びかけで、実際に会うことになった。オフ会の場は、人里から離れた古い洋館『ムラサキカン』。匿名性を保つため、新たな名を振り分けていくが、その場に現れたのは…?偶然か必然か、少女たちの運命は動き出す!2005年度コバルトロマン大賞受賞。
◆感想◆
 初コバルト文庫です。こちら系の本は自分はまず読まないのですが、あちこちのレビューサイトにて異端な作品で、評価の落差が激しい問題作として取り上げられているのを見て読んでみました。
 リリカルミステリーという副題通り、前半リリカル、後半ミステリと、この上なくはっきりと分かれている作品でした。コバルト文庫を好んで読む人にとっては相当衝撃的な作品なのでしょう。リリカルを求めて読むと痛い目に会う、という作品でした。自分のように、初コバルト本には全くもって向いていないです。
 前半のリリカル部分は結構楽しめました。「これがコバルトかぁ」と少しコバルトの魅力にはまりそうになった所に、それを全て(いい意味で?)ぶち壊す後半のまさかの展開。
 これは問題作と言われるのも無理はない。ただ、問題作がイコール面白いとは言い難い。後半のぶち壊しは衝撃ではあるが自分的にはリリカルパートでそのまま突っ走って欲しかった。ぶち壊せば良いってもんじゃ……。

辛口評価(/10)
コバルト好きで、普通のコバルトに飽きつつある人にはお勧めかな。

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