インドア派によるインドア派のためのブログ。 インドア趣味全般(アニメ、ゲーム、読書etc)についてを 紹介・レビューしてます。
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超能力者のいた夏 (メディアワークス文庫)超能力者のいた夏 (メディアワークス文庫)
著者:寺本 耕也
◆内容◆
 都内の高校で問題を起こし長野県の私立学園に転入した高校生、高那聡。番長と呼ばれる小柄な少女・翼と出会い、成り行きで入った山奥の寮で彼を待っていたのは揃いも揃って役に立たない、不思議な能力を持つ寮生たちだった。寮生たちの能力に翻弄されながらも高那は新たな生活をはじめるが、不吉な予言は彼が重傷を負うと告げ…。―誰もが知り誰も見たことのない力、超能力。なぜ我々はそれを見たことがないのか?傷つきながらも前向きに走る、少年と少女たちの物語。

◆感想◆
 キャラクターの良さは及第点。様々な超能力者が出てくるのは良いのですが、出すだけ出したという感じでどうも消化不良。
登場人物の多くが暗い過去をお持ちなのですが、その描写に多くのページを費やしているので、滅入ってしまうといいますか…。
 個人的に鬱話しが嫌いなんです。最終的に明るいハッピーエンドなら全然いいんです。気分を下げて、下げて、下げて──その分何らかの大爆発!を見せてくれれば鬱話しもいいんですが、どーも中途半端な感じが否めなかったです。

登場人物の持つそれぞれの能力とそれぞれの過去。一冊で語りきるには無理があったかな。
 
あと、主人公が自己中過ぎた気がする。結果良ければ全て良しは甘え。
辛口評価(/10)
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人類は衰退しました人類は衰退しました
著者 : 田中ロミオ
◆内容◆
 わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。
◆感想◆
 私が崇拝している田中ロミオ様の初小説作品です!全体的に和み系のお話しで、急展開やら劇的なストーリーではありませんでした。しかし流石はロミオ氏で、キャラクター(特に妖精さん達)はセンスが光る魅力的な性格をしていて、読んでいて大いに楽しめる。と、いうよりもこの作品は、妖精さん達のその素晴らしいキャラを堪能する作品と言える。
 本人のあとがきにあるように、ストーリーはあまり起伏の少ない作品なので、いくらでも続編が書けてしまう作品とのこと。それ故いくつかの伏線がそのまま放置されています。とりあえず、続編が出たら間違いなく買います!

辛口評価(/10)
大っ好きな人なので客観的に点数付けるの難しいデス……

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白い花の舞い散る時間白い花の舞い散る時間
著者 : 友桐夏
◆内容◆
 顔も名前も知らないチャット仲間のアイリス、シャドウ、ララ、ミスティー、そしてミズキ。彼女たちが知る情報は、同じ塾に通う高校生ということだけ。そんな彼女たちがアイリスの呼びかけで、実際に会うことになった。オフ会の場は、人里から離れた古い洋館『ムラサキカン』。匿名性を保つため、新たな名を振り分けていくが、その場に現れたのは…?偶然か必然か、少女たちの運命は動き出す!2005年度コバルトロマン大賞受賞。
◆感想◆
 初コバルト文庫です。こちら系の本は自分はまず読まないのですが、あちこちのレビューサイトにて異端な作品で、評価の落差が激しい問題作として取り上げられているのを見て読んでみました。
 リリカルミステリーという副題通り、前半リリカル、後半ミステリと、この上なくはっきりと分かれている作品でした。コバルト文庫を好んで読む人にとっては相当衝撃的な作品なのでしょう。リリカルを求めて読むと痛い目に会う、という作品でした。自分のように、初コバルト本には全くもって向いていないです。
 前半のリリカル部分は結構楽しめました。「これがコバルトかぁ」と少しコバルトの魅力にはまりそうになった所に、それを全て(いい意味で?)ぶち壊す後半のまさかの展開。
 これは問題作と言われるのも無理はない。ただ、問題作がイコール面白いとは言い難い。後半のぶち壊しは衝撃ではあるが自分的にはリリカルパートでそのまま突っ走って欲しかった。ぶち壊せば良いってもんじゃ……。

辛口評価(/10)
コバルト好きで、普通のコバルトに飽きつつある人にはお勧めかな。

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ピアニシモピアニシモ
著者 : 辻仁成
◆内容◆
 僕にはヒカルがいる。しかし、ヒカルは僕にしか見えない。伝言ダイヤルで知り合ったサキ。でも、知っているのは彼女の声だけ。あとは、冷たい視線と敵意にあふれた教室、崩壊寸前の家庭…。行き場を見失い、都会のコンクリートジャングルを彷徨する孤独な少年の心の荒廃と自立への闘い、そして成長―。ブランク・ジェネレーションに捧げる新しい時代の青春文学。
◆感想◆
 物語の設定と背景は好きなジャンルですが、主人公の心情やら葛藤やらがきちんと描ききれていないという感じがしました。起承転結が希薄で盛り上がりに欠けるというか……。文章力も微妙でした。率直な感想としては、もったいないってことです……。もう少し分かりやすく熱さがあるストーリーにすれば相当点数UPなんですがねぇ。

辛口評価(/10)

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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
著者 : 滝本竜彦
◆内容◆
「ごめんなさい。やっぱり私はあいつと戦います」平凡な高校生・山本陽介の前に現れたセーラー服の美少女・雪崎絵理。彼女が夜な夜な戦うのは、チェーンソーを振り回す不死身の男。何のために戦っているのかわからない。が、とにかく奴を倒さなければ世界に希望はない。目的のない青春の日々を“チェーンソー男”との戦いに消費していく陽介と絵理。日常と非日常の狭間の中、次第に距離が近づきつつあった二人に迫る、別れ、そして最終決戦。滝本竜彦のデビュー作
◆感想◆
熱いです。ネガティブに熱い。この熱い思いが抽象的な感じだったのが私的には少し残念。もう少し主人公の考えをずばりと書いてくれたら尚よかった。その意味で若干自己満足な小説と言えるかもしれない。それでもなにかしら読む人間の心を打つ作品だったのは間違いない。主人公の心情、葛藤に共感しにくい瑣末な表現ながら、熱い想いは物凄く伝わってきます。

辛口評価(/10)
やっぱりこの人の小説は好きだなー

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さようなら、ギャングたちさようなら、ギャングたち
著者 :
◆内容◆
 詩人の「わたし」と恋人の「S・B(ソング・ブック)」と猫の「ヘンリー4世」が営む超現実的な愛の生活を独創的な文体で描く。発表時、吉本隆明が「現在までのところポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ」と絶賛した高橋源一郎のデビュー作。
◆感想◆
 小説と詩の中間的作品じゃないでしょうか。こう言う作品は極端に読む人を選ぶでしょう。ストーリーはもはや理解不能、カオスです。というより無いです。まさにアバンギャルド文学読んでいると異世界に連れて行かれます。私的な感想では、小説としても詩としても中途半端だった気がします。この人の想像力(妄想力)には頭が上がりませんがw

辛口評価(/10)

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NHKにようこそ! (角川文庫)NHKにようこそ!
著者 : 滝本竜彦
◆内容◆
 俺は気づいてしまった。俺が大学を中退したのも、無職なのも、今話題のひきこもりなのも、すべて悪の組織NHKの仕業なのだということを!…だからといって事態が変わるわけでもなく、ずるずるとひきこもる俺の前に現れた清楚な美少女、岬ちゃん。「あなたは私のプロジェクトに大抜擢されました」って、なにそれ?エロスとバイオレンスとドラッグに汚染された俺たちの未来を救うのは愛か勇気か、それとも友情か?驚愕のノンストップひきこもりアクション小説ここに誕生。
◆感想◆
 通称ひきこもり小説。インドアを極めるこのブログにおいてこれを紹介しないでどうする!
 ひきこもりの精神をリアルに、そして滑稽に書いていて読んでいてコーヒー吹くほど笑いました。しかしこの小説は笑いだけでなく、感動する場面もあり、グッと胸に来る作品でもあります。
 ひきこもり小説でネガティブ思考しまくりのくせして、とにかく熱い!!

辛口採点(/10)
全国のひきこもり、インドア派の方々(勿論そうでない人も)にはぜひぜひ読んで欲しい一冊です。

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